C:\WINNT>NET HELP TIME
このコマンドの構文は次のとおりです:
NET TIME
[\\コンピュータ名 | /DOMAIN
[:ドメイン名
] | /RTSDOMAIN
[:ドメイン名
]] [/SET
] [\\コンピュータ名
] /QUERYSNTP
[\\コンピュータ名
] /SETSNTP
[:NTP サーバーの一覧
]NET TIME は、コンピュータの時計を別のコンピュータまたはドメインの時計に
同期させます。または、コンピュータまたはドメインの時刻を表示します。
Windows Server のドメイン上でパラメータなしで使うと、そのドメインの
タイム サーバーとして指定されているコンピュータの現在の日付と時刻を
表示します。
このコマンドによって コンピュータのための NTP タイム サーバーの設定が許可されます。
\\コンピュータ名
同期させる、または時刻を確認するコンピュータの名前を指定します。
/DOMAIN
[:ドメイン名
] ドメイン名のプライマリ ドメイン コントローラの時刻と同期するように指定します。
/RTSDOMAIN
[:ドメイン名
] ドメイン名から信頼できるタイム サーバーと同期するように指定します。
/SET
コンピュータの時刻を、指定したコンピュータまたはドメインの時刻に同期
させます。
/QUERYSNTP
このコンピュータのために構成された NTP サーバーを表示します。
/SETSNTP
[:NTP サーバーの一覧
] このコンピュータによって使われる NTP タイム サーバーを設定します。
これは、スペースで区切られた IP アドレスまたは DNS 名の一覧です。
複数のタイム サーバーが一覧にある場合は、一覧を引用符で囲んでください。
NET HELP コマンド | MORE で、ヘルプを 1 画面ずつ表示します。
C:\WINNT>NET HELP USE
このコマンドの構文は次のとおりです:
NET USE
[デバイス名 | *
] [\\コンピュータ名\共有名
[\ボリューム
] [パスワード | *
]] [/USER:
[ドメイン名\
]ユーザー名
] [/USER:
[ドット形式のドメイン名\
]ユーザー名
] [/USER:
[ユーザー名@ドット形式のドメイン名
] [/SMARTCARD
] [/SAVECRED
] [[/DELETE
] |
[/PERSISTENT:{YES | NO}
]]NET USE
[デバイス名 | *
] [パスワード | *
]][/HOME
]NET USE
[/PERSISTENT:{YES | NO}
]NET USE は、コンピュータを共有資源に接続、またはコンピュータを共有資源
から切断します。パラメータなしで使うと、コンピュータの接続を一覧表示
します。
デバイス名
資源に接続するために割り当てる名前、または切断するデバイスを指定します。
デバイス名には、ディスク ドライブ (D: ~ Z:) とプリンタ (LPT1: ~
LPT3:) の 2 種類があります。次に利用可能なデバイス名を割り当てるには、
特定のデバイス名の代わりにアスタリスク (*) を入力します。
\\コンピュータ名
共有資源を制御するコンピュータの名前を指定します。コンピュータ名が空白
文字を含む場合は、2 つの円記号 (\\) とコンピュータ名を二重引用符 (")
で囲みます。コンピュータ名は、半角で 1 ~ 15 文字です。
\共有名
共有資源のネットワーク名を指定します。
\ボリューム
サーバー上の NetWare ボリュームを指定します。NetWare サーバーに接続
するには、Client Service for NetWare (Windows Workstation 上で)
または Gateway Service for NetWare (Windows Server 上で) が
インストールされていて、実行中でなければなりません。
パスワード
共有資源にアクセスするために必要なパスワードを指定します。
*
パスワードの入力を求めるプ鴻塔vトを表示します。パスワードは、
プロンプトに対する入力時には表示されません。
/USER
接続時に使われる別のユーザー名を指定します。
ドメイン名
別のドメインを指定します。ドメイン名を省略すると、現在ログオンしている
ドメインが使われます。
ユーザー名
ログオン時に使われるユーザー名を指定します。
/SMARTCARD
その接続にスマート カードで資格情報を使用することを指定します。
/SAVECRED
ユーザー名とパスワードを保存することを指定します。
このスイッチは、コマンドでユーザー名とパスワードが要求されなければ
無視されます。このオプションは Windows XP Home Edition では有効では
ありません。無視されます。
/HOME
ユーザーをそのホーム ディレクトリに接続します。
/DELETE
ネットワーク接続を取り消し、その接続を次回ログオン時に再接続しない
ようにします。
/PERSISTENT
次回ログオン時のネットワーク再接続を制御します。
既定では、前回指定した設定が使われます。
YES
現在の接続を保存し、次回ログオン時に復元します。
NO
現在またはそれ以後の接続を保存しません。既存の接続は、次回ログオン時
に復元されます。次回ログオン時の再接続をやめるには、/DELETE を使い
ます。
NET HELP コマンド | MORE で、ヘルプを 1 画面ずつ表示します。
C:\WINNT>NET HELP USER
このコマンドの構文は次のとおりです:
NET USER
[ユーザー名
[パスワード | *
] [オプション
]] [/DOMAIN
] ユーザー名 {パスワード | *} /ADD
[オプション
] [/DOMAIN
] ユーザー名
[/DELETE
] [/DOMAIN
]NET USER は、コンピュータ上のユーザー アカウントを作成、修正します。
パラメータなしで使うと、コンピュータのユーザー アカウントを一覧表示します。
ユーザー アカウント情報は、ユーザー アカウント データベースに格納されます。
このコマンドは、サーバー上でのみ使えます。
ユーザー名
追加、削除、修正、まスは表示するユーザー アカウントの名前を指定します。
ユーザー アカウントの名前は、半角で 20 文字以内です。
パスワード
そのユーザーの アカウントに割り当てる、または変更するパスワードを
指定します。パスワードは、NET ACCOUNTS コマンドの /MINPWLEN パラメータ
で設定された最小の文字数を満たしていなければなりません。パスワードは、
半角で 14 文字以内です。
*
パスワードの入力を求めるプロンプトを表示します。パスワードは、
プロンプトに対する入力時には表示されません。
/DOMAIN
現在のドメインのドメCン コントローラ上でこの処理を実行します。この
パラメータがない場合は、ローカル コンピュータ上でこの処理を実行します。
/ADD
ユーザー アカウント データベースにユーザー アカウントを追加します。
/DELETE
ユーザー アカウント データベースからユーザー アカウントを削除します。
オプション
次のとおりです。
オプション 説明
------------------ ------------------------------------------
/ACTIVE:{YES | NO} アカウントを有効または無効にします。
アカウントが有効でないと、ユーザーは
サーバーにアクセスできません。既定値は
YES です。
/COMMENT:"テキスト" そのユーザーのアカウントに関する説明の
コメントを指定します (48 文字以内)。
テキストは二重引用符で囲みます。
/COUNTRYCODE:nnn ヘルプやエラー メッセージを表示する際の言語
ファイルに適用されるオペレーティング システム
のカントリ コードを指定します。0 は、
既定のカントリ コードを表します。
/EXPIRES:{日付 | NEVER} アカウントの有効期間の日付を指定します。
NEVER は、アカウントに有効期間を設定しません。
日付の形式はそのシステムの日付の形式の設定に
より異なりますが、既定は yy/mm/dd です。
年は 2 桁または 4 桁です。日付はカンマまたは
スラッシュ (/) で区切り、スペースは入れられ
ません。
/FULLNAME:"名前" ユーザーのフル ネームを指定します (ユーザー名
ではありません)。名前は二重引用符で囲みます。
/HOMEDIR:パス名 ユーザーのホーム ディレクトリのパスを指定
します。指定するパスは、存在していなければ
なりません。
/PASSWORDCHG:{YES | NO} ユーザーが自分のパスワードを変更できるか
どうかを指定します。既定値は YES です。
/PASSWORDREQ:{YES | NO} ユーザー アカウントにパスワードがなければ
ならないかどうかを指定します。既定値は
YES です。
/PROFILEPATH
[:パス
] ユーザーのログオン プロファイルのパスを
指定します。
/SCRIPTPATH:パス名 ユーザーのログオン スクリプトの場所を指定
します。
/TIMES:{時間 | ALL} ログオン時間を指定します。時間は、
曜日
[-曜日
][,曜日
[-曜日
]],時刻
[-時刻
][,時刻
[-時刻
]] で表し、時刻は 1 時間刻みです。
曜日は、英単語または短縮形です。時刻は、
12 時間制または 24 時間制です。12 時間制
では、am、pm、a.m.、p.m. を使います。
ALL は、ユーザーがいつでもログオンできること
を意味し、空白は、ユーザーがまっスくログオン
できないことを意味します。曜日と時刻は、
カンマで区切ります。曜日と時刻の組を複数指定
する場合は、セミコロンで区切ります。
/USERCOMMENT:"テキスト" 管理者がアカウントに対するユーザーの
コメントを追加または変更できるようにします。
/WORKSTATIONS:{コンピュータ名
[,...
] | *}
ユーザーがネットワークにログオンするときに
使えるコンピュータを 8 台以内で指定します。
/WORKSTATIONS に何も指定しないか、または *
を指定すると、ユーザーはどのコンピュータ
からでもログオンできます。
NET HELP コマンド | MORE で、ヘルプを 1 画面ずつ表示します。