Windows Seven netsh trace コマンド

Microsoft Windows [Version 6.1.7000]
(C) Copyright 2009 Microsoft Corp.

C:\Windows>netsh trace ?

使用できるコマンドは次のとおりです:

このコンテキストのコマンド:
?              - コマンドの一覧を表示します。
convert        - トレース ファイルを HTML レポートに変換します。
correlate      - トレース ファイルを新しい出力ファイルに標準化またはフィルターします。
diagnose       - 診断セッションを開始します。
dump           - 構成スクリプトを表示します。
help           - コマンドの一覧を表示します。
show           - インターフェイス、プロバイダー、およびトレース状態の一覧を表示します。
start          - トレースを開始します。
stop           - トレースを停止します。

コマンドのヘルプを表示するには、コマンドの後にスペースを入れ、
 ? と入力してください。

C:\Windows>netsh trace convert ?

convert

  トレース ファイルを HTML レポートに変換します。

  使用法: convert [input=]tracefilename.etl [[output=]filename]
          [[dump=]CSV|XML|EVTX|TXT|No] [[report=]yes|no]
          [[overwrite=]yes|no] [[tmfpath=]pathname]

  パラメーター:

    タグ             値
    input         - 入力 ETL トレース ファイル
    output        - 出力ファイル名 (既定では入力名)
    dump          - 出力形式 (既定値 = TXT)
    report        - HTML レポートの生成 (既定値 = no)
    overwrite     - 既ｶのファイルの上書き (既定値 = no)
    tmfpath       - WPP トレースのデコード用の tmf ファイルへのパス

  注釈: 入力 ETL ファイルを指定の形式に変換します。

C:\Windows>netsh trace correlate ?

correlate
  トレース ファイルを新しい出力ファイルに標準化またはフィルターします。

  使用法: trace correlate [input=]tracefilename.etl
	[output=]newtracefilename.etl
	[[filter=]Activity_ID] [[overwrite=]yes|no]
	[[retaincorrelationevents=]yes|no] [[retainpii=]yes|no]
	[[retainglobalevents=]yes|no]

  パラメーター:

	タグ                       値
	input                    - 入力 ETL トレース ファイル
	output                   - 出力ファイル名
	filter                   - このアクティビティ GUID に関連するイベント
                  　　               のみ出力
	overwrite                - 既存のファイルを上書き
	retaincorrelationevents  - 関連付けイベントを保持
	retainpii                - 個人を特定できる情報を含むイベントを保持
	retainglobalevents       - グローバル イベントを保持

  既定値:
	filter=none
	overwrite=no
	retaincorrevents=no
	retainpii=yes
	retainglobalevents=yes

  注釈:
	フィルター アクティビティ ID は、{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
	の形式で表される GUID ﾅす
	個人を特定できる情報とは、パケット キャプチャ イベントなどです

C:\Windows>netsh trace diagnose ?

diagnose

  診断セッションを開始します。

  使用法: diagnose [scenario=]<シナリオ名> [[namedAttribute=]<属性値>] 
          [[saveSessionTrace=]<yes|no>] [[report=]<yes|no>] 
          [[capture=]<yes|no>] 

  既定値: 
      saveSessionTrace=no (report=yes を指定した場合は既定で yes) 
      capture=no 
      report=no 

  注釈: 診断セッションを開始します 

C:\Windows>netsh trace dump ?

使用法: dump

注釈:
    現在の構成を含むスクリプトを作成します。このスクリプトは、ファイルに
    保存すると、変更された構成の設定を復元するのに使用できます。

C:\Windows>netsh trace help ?

使用法: help

注釈:
       コマンドの一覧を表示します。

C:\Windows>netsh trace show ?

使用できるコマンドは次のとおりです:

このコンテキストのコマンド:
show CaptureFilterHelp - サポートされるキャプチャ フィルターとその使用法の一覧を表示します。
show globalKeywordsAndLevels - グローバルなキーワードおよびレベルの一覧を表示します。
show helperclass - ヘルパー クラスの情報を表示します。
show interfaces - 使用可能なインターフェイスの一覧を表示します。
show provider  - プロバイダー情報を表示します。
show providers - 使用可能なプロバイダーを表示します。
show scenario  - シナリオ情報を表示します。
show scenarios - 使用可能なシナリオを表示します。
show status    - トレース構成を表示します。

C:\Windows>netsh trace show CaptureFilterHelp ?

show CaptureFilterHelp

  サポートされるキャプチャ フィルターと使用法の一覧を表示します。

  使用法: trace show CaptureFilterHelp 

C:\Windows>netsh trace show globalKeywordsAndLevels ?

show globalKeywordsAndLevels

  開始コマンドで使用できるグローバル キーワードおよびレベルの一覧を
  表示します。

  使用法: trace show globalKeywordsAndLevels

C:\Windows>netsh trace show helperclass ?

show helperclass

  ヘルパー クラス名、説明、および依存ヘルパー クラスの一覧を表示します。 
  また、ヘルパー クラスから返される可能性のある、考えられる原因と
  修復方法の一覧も表示されます。 

      使用法: trace show helperclass [name=]<ヘルパー クラス名> 

C:\Windows>netsh trace show interfaces ?

show interfaces

  ネットワーク インターフェイスの一覧を表示します。

  使用法: trace show interfaces

C:\Windows>netsh trace show provider ?

show provider

  開始コマンドで使用できるプロバイダー情報を表示します。

      使用法: trace show provider [name=]<プロバイダーの ID または名前>

      注釈: 指定したプロバイダーがサポートするキーワードとレベル
           を表示します。これらのキーワードとレベルは、
           トレース セッションの開始時に使用できます。 

C:\Windows>netsh trace show providers ?

show providers

  開始コマンドで使用できるプロバイダーの一覧を表示します。

C:\Windows>netsh trace show scenario ?

show scenario

  シナリオ情報を表示します。

      使用法: trace show scenario [name=]<シナリオ名>

      注釈: 診断コマンドで必要な属性や指定したシナリオ
           で有効になるプロバイダーの一覧など、
           シナリオに関する追加情報と、適用される
           既定のキーワードおよびレベルを表示します。 

C:\Windows>netsh trace show scenarios ?

show scenarios

  開始コマンドで使用できるシナリオの一覧を表示します。

C:\Windows>netsh trace show status ?

show status

  トレース構成を表示します。

C:\Windows>netsh trace start ?

start
  トレースを開始します。

  使用法: trace start [[scenario=]<シナリオ 1,シナリオ 2>]
	[[globalKeywords=]keywords] [[globalLevel=]level]
	[[capture=]yes|no] [[report=]yes|no]
	[[persistent=]yes|no] [[traceFile=]path\filename]
	[[maxSize=]filemaxsize] [[fileMode=]single|circular|append]
	[[overwrite=]yes|no] [[correlation=]yes|no|disabled] [capturefilters]
	[[provider=]providerIdOrName] [[keywords=]keywordMaskOrSet]
	[[level=]level] [[provider=]provider2IdOrName]
	[[keywords=]keyword2MaskOrSet] [[level=]level2] ...

既定値:
	capture=no (トレース イベントに加え、パケット キャプチャを
		有効にするかどうかを指定します)
	report=no (トレース ファイルと共に、補足レポートを
		生成するかどうかを指定します)
	persistent=no (再起動後に、netsh trace stop を発行するまで
		トレース セッションを続行するかどうかを指定します)
	maxSize=250 MB (最大トレース ファイル サイズを指定します。
	    0 = 最大値なし)
	fileMode=circular
	overwrite=yes (既存のトレース出力ファイルを上書きするかどうかを
		指定します)
	correlation=yes (関連するイベントを相互に関連付け、グループ化
		するかどうかを指定します)
	traceFile=%LOCALAPPDATA%\temp\netTraces\netTrace.etl
		(出力ファイルの場所を指定します)

プロバイダー キーワードの既定値は all で、レベルは 255 になります (キーワードと
レベルが指定されていない場合)。

例:

netsh trace start scenario=InternetClient capture=yes

	パケット キャプチャを有効にして InternetClient シナリオと依存
	    プロバイダーのトレースを開始します。
	"netsh trace stop" コマンドが発行されるか、システムが再起動すると、
		トレースは停止します。
	出力ファイルには、既定の場所と名前が使用されます。古いファイルが
		存在する場合、それらは上書きされます。

netsh trace start provider=microsoft-windows-wlan-autoconfig
	keywords=state,ut:authentication

	microsoft-windows-wlan-autoconfig プロバイダーのトレースを開始します。
	"netsh trace stop" コマンドが発行されるか、システムが再起動すると、
		トレースは停止します。
	出力ファイルには、既定の場所と名前が使用されます。古いファイルが
		存在する場合、それらは上書きされます。
	キーワード 'state' または 'ut:authentication' が含まれるイベントのみの
	    ログが記録されます。

	netsh trace show provider コマンドを使用すると、サポートされたキー
	    ワードとレベルを表示できます。

キャプチャ フィルター:
	キャプチャ フィルターは、capture=yes を指定してキャプチャが明示的に
	有効になっているときにだけサポートされます。サポートされるキャプチャ
	フィルターとその使用法の一覧を表示するには、
	'netsh trace show CaptureFilterHelp' を使用します。

C:\Windows>netsh trace stop ?

stop

  トレースを停止します。

  注釈: 現在進行中のネットワーク トレース セッションを停止します